『達人プログラマー』に学ぶ習慣術①ーエンジニアリング日誌をつける

『達人プログラマー』に学ぶ習慣術①ーエンジニアリング日誌をつける 書評

定期的に読み返したくなる1冊『達人プログラマー』を、電車に揺られながら最近また読んでいる。

本の中で登場する仕事への取り組み方、特に「習慣」に関するTipsのいくつかは、自分自身のルーティンとしても取り入れるようになって久しいものもある。

数回に渡り、今日から実践可能な「習慣」にフォーカスした内容を紹介したい。

『達人プログラマー』に学ぶ習慣術①ーエンジニアリング日誌をつける

『達人プログラマー』に学ぶ習慣術」と題して、最初に触れたい習慣は「エンジニアリング日誌をつける」というもの。

本書では、第3章「22 エンジニアリング日誌」として紹介されている。

エンジニアリング日誌とは、作業内容や学んだこと、アイデアの概略、(各種の計測器から読み取った内容など、)基本的に仕事に関係のあるあらゆることを記録する日誌です。最終ページまで使い切ったら、背表紙に期間を書いて、以前の日誌がしまわれている棚に保管します。

– David Thomas『達人プログラマー』 第3章「22 エンジニアリング日誌」

日誌をつける利点にあるように、我々は忘れるいきものです。

自分にも心当たりがあります。目の前のタスクに忙殺されて、昨日解決した課題さえも思い出せないことが以前はよくありました。特にキャリアの若い時期には、そのような状況に陥りがちだったと思います。

翌日でさえこのような有様なので、スキルシートを更新するようなタイミングでは全く歯が立たないことも容易に想像できます。

年末に1年を振り返った時に”今年も何も目標を達成できなかった…”という経験は、誰もが一度は経験しているのではないでしょうか?これも実は、頭のどこかにある記憶だけを頼りに一度にすべてを思い出そうとして、このような苦い思いを抱くようなのです。

多くの人が実践していると思いますが、1日のTODOリストを作成することは、この問題への最低限の対策として有用でしょう。

直面した課題とどのように解決したかまで記録していれば、鮮明に記憶が蘇るでしょう。
(自分にとっては、このブログがその役目を担っています。)

見積り・実績まで残していれば、次に行う見積りはより精緻な工数を算出できることでしょう。
(そういえば、最初に入社した会社のシニアエンジニアの方がこの方法を教えてくれました。改めて感謝…。)

本書では見積りに関する習慣についても取り上げているので、また改めて紹介できればと思う。

ちなみに、エンジニアリング日誌は紙ベースがおすすめとのこと。こちらは今後取り入れてみたい。